蔵衛門ユーザー 竹内様 2004/2/12
昨年、狭山高等学校では従来の“紙”の卒業アルバムとは別にCD-ROM版卒業アルバムを卒業生216人一人ひとりに配布するという新しい試みをしていました。この一風変わった卒業アルバムは、なんと地元埼玉新聞にも取り上げられるほどの反響がありました!その立役者となったのが、今回ご紹介する竹内先生です。先生、お願いします!
■ 竹内様より ■
埼玉県立狭山高校の竹内です。「蔵衛門」との出会いは、3年前にクラスの総合学習として行ったパソコン教室の時でした。私は英語の教師なので、パソコンの情報ビジネス専門学校の講師を招いて授業を行いました。「蔵衛門」はパソコンでデジタル画像を処理するソフトとして登場。制限された時間の中で、生徒達はデジカメの写真を使ってアルバム作りを楽しんでいました。私はこれだ!と思い、その年のクラス(2年生)のアルバムを試験的に蔵衛門で作成して生徒達に配りました。これが思った以上に好評だったので、卒業アルバムとして蔵衛門を提案しました。度重なる説得の甲斐あって、学校の協力を得る事ができました。もちろん紙のアルバムもちゃんとあります。
4月の学年のスタートから学年の先生方や生徒たちによるデジカメやインスタントカメラの写真撮影が始まりました。撮り終えたインスタントカメラの写真は一枚一枚スキャンしてしてパソコンに取り溜めました。そうやって集まった写真の枚数は約1,000枚。しかしここからが大変。学校には必修のパソコン授業はなく、自らアルバムの編集を行っていました。文化祭・体育祭・音楽祭などに写真を振り分けて、さらに音楽祭の演奏を収めた動画や校歌を盛り込むなどデジタルならではの演出を盛り込みました。試行錯誤の末、13冊のアルバムがなんとか出来上がりました。
卒業式が近づいてくると、アルバム制作もいよいよ大詰め。卒業アルバムのジャケットは教え子のデザイナーにお願いしました。CD-ROMへのプレスは、パソコン教室でもお世話になった情報ビジネス専門学校に特別に協力していただきました。最後に我々教師が、一枚一枚心を込めてリボンかけと袋詰め行いました。たくさんの方々に協力していただいたおかげで、卒業生216人に卒業アルバムプレゼントすることができました。
卒業アルバムは、生徒にも父母にも大変好評でした。パソコンを持っていない子は、友達の家へや学校のパソコン教室に遊びに来て卒業アルバムを見て下さったそうです。こうして従来のいわゆる“紙”の卒業アルバムとは趣向の違ったものが何とかできました。生徒へは、高校時代を懐かしむきっかけとしてこのアルバムを大切に扱ってほしいと願います。私の今後の目標としては、もっと組織的に生徒を巻き込んで、総合学習の一環としてデジタル卒業アルバムの制作に取り組みたい。その為にも、このような実例ができたことは、非常に大きな一歩だと思う。
最後にこの記事がきっかけで、全国の高校や中学などのCD-ROMによる卒業アルバムなどの製作や取り組みが出来れば嬉しいです。ほんのわずかですが、交換用のアルバムを保管しているので、もしこのご希望の高校があれば実践交流をしたいと思います。是非、埼玉県立狭山高等学校までご連絡下さい。
竹内先生、ありがとうございました。 「近頃は無許可で生徒の写真を撮ると“盗撮”とみなされる可能性もある」と先生は(笑いながら)おっしゃっておりましたが、狭山高等学校の卒業アルバムには生徒の笑顔がたくさんありました!蔵衛門のアルバムは、写真だけでなく、生徒と教師の強い信頼関係も残すことができることを教えられました。
学校行事などのアルバムは、全部で13冊。
当時の流行ものをアルバムに記録。
音楽祭の後の集合写真。
CD-ROM版卒業アルバムとして埼玉新聞に掲載された。
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