『蔵衛門クラウド』の「一般工事(電子納品しない)」と「電子納品(電子納品する)」の違いと選び方

『蔵衛門クラウド』で新しい工事を作成する際、写真台帳の提出方法として「電子納品する」または「電子納品しない」を選択します。両者の最大の違いは、「写真やデータの作成ルールが厳格に決まっているか、自由に決められるか」です。どちらを選ぶかは発注者の指定・指示によって決まります。

■ 判断材料・選び方のポイント
「PDFで提出するから電子納品」「メール送付するから電子納品」ということではありません。発注者(施主や役所)の指示・仕様書を確認して選択してください。

▼2つの工事タイプの違い

項目電子納品しない(一般工事)電子納品する
概要発注者と協議して納品データを作成するため、柔軟な対応が可能です。国や自治体が定めるルール(電子納品要領)に沿って納品データを作成する必要があります。
主な対象現場民間工事・社内管理・リフォーム・修繕・道路・河川など国交省・農水省・都道府県・市町村などの官公庁工事
提出フォーマット・成果物PDF台帳・印刷した紙の台帳など電子納品データ(XML形式等の成果物データ)
記入項目・写真ルール文章欄などを自由に記載可能文章欄の記入項目、写真サイズ・画質などに細かな制限(指定)あり
要領の適用フォルダ構成画面で選択(「建築工事」または「土木工事」)手動で選択(国交省・農水省などの要領と年度を選択)※各自治体のガイドラインも基本的にはこれに準じます
フォルダ構成(ツリー) 後から追加・編集可能 作成時または後から要領マスタを適用可能 

▼作成時の選び方・操作手順

新規工事を作成する際、「写真台帳の提出方法は電子納品ですか?」と表示されたら、発注者の指定内容に合わせて選択します。

1.「電子納品しない」を選ぶ場合(一般)

納品データ(XML形式等)の作成を求められておらず、PDFデータや紙の台帳などで納品する建物の新築・修繕、道路・河川等の工事の場合はこちらを選択します。

○手順・ポイント:
「電子納品しない」を選ぶと「一般」として工事が作成されます。
フォルダ構成(整理情報の設定)の画面にて、「建築工事」および「土木工事」を選ぶことができます。

2.「電子納品する」を選ぶ場合(官公庁工事など)

官公庁の案件などで、国交省等のガイドライン・要領に準拠した写真管理および電子納品成果物(XMLデータ)を出力する場合はこちらを選択します。

○手順・ポイント:
選択後、発注元(国土交通省・農林水産省など)の要領や適用年度(例:令和5年等)を選択する画面に進みます。

◆ 作成時の注意点

○後から提出方法の変更はできません:
一度作成した工事の提出方法(「電子納品する」/「電子納品しない」)や要領は、システム上あとから変更できません。必ず事前に仕様書や提出形式をご確認のうえ作成してください。

◆さらに詳しく知りたい方へ
電子納品の基本ルールやよくある質問をまとめたガイド資料をご用意しております。ぜひご活用ください。

◆ 「一般土木」が選択できなくなったことでお困りの方へ

※2026年6月25日のアップデート後に作成された一部の工事では「電子納品しない」を選択すると自動的に「一般建築」要領が適用されそのまま工事が作成される期間がありました。該当期間の工事において下記の件などでお困りの場合は工事IDとともにご希望の操作やお困りの状況を具体的にご記載のうえ、お問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。

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