
電子小黒板を
徹底解説します!
今や、ほとんどの工事において実施を求められる
"デジタル工事写真の小黒板情報電子化"。
「そもそも電子小黒板ってどういうこと?」
「電子小黒板ってどれを選べばいいの?」など、
電子小黒板に関するさまざまなギモンにお答えします!
電子小黒板とは
電子小黒板とは、従来のチョーク等を用いて記載していた工事用小黒板を信憑性を担保した上で電子化し、写真管理を効率化する技術です。国土交通省では「デジタル工事写真の小黒板情報電子化」として現場撮影の省力化、写真整理の効率化、工事写真の改ざん防止を目的に推奨されています。


電子小黒板の運用許可状況
国土交通省のi-Construction推進の動きもあり、電子小黒板の運用は年々広がりを見せています。
電子小黒板は、国技建管第10号(平成29年1月30日)により国土交通省で利用が認められ、現在では中央省庁および都道府県、政令指定都市すべての公共機関で利用可能です。


電子小黒板の"3つ"のメリット
メリット01
ひとりで撮影デキる
指先の操作だけで好きな位置に黒板を配置し、ひとりで撮影することが可能です。
黒板を持つために職人の手を止めて、2人がかりで撮影する必要がなくなります。


メリット02
台帳・電子納品データを自動で作成
撮影した写真は自動的に仕分けられます。
黒板に書いた内容や工事写真情報は台帳へ自動挿入され、編集時間を大幅に削減できます。


メリット03
黒板作成を分担・外注できる
パソコンで工事情報を入力するだけで、複数枚の黒板を一括作成できます。
事務員と入力作業を分担することで、黒板作成の分業化を実現します。


電子小黒板の効果
写真整理が自動化されたことで、作業時間は30% 削減。
さらに黒板作成を分業化することで、50% 以上の時間が削減できます。


デジタル工事写真の小黒板情報電子化対応ソフトウェア一覧
デジタル工事写真の小黒板情報電子化に必要な機器は、J-COMSIAの
「デジタル工事写真の信憑性確認(改ざん検知機能)検定合格ソフトウェア」から選ぶと安心です。
- iOS
- Android
電子小黒板つき写真を撮影できるのはもちろん、撮影した写真や黒板、図面もリアルタイムに共有できる。 現場監督、所長、職長、事務員そして発注者など、参加できるメンバーは無制限。 メンバーは、どこからでも現場が見られ、突然の事態でもすぐに状況を把握、素早い指示が可能になる。
- 対応OS
- iOS13以降
- 導入コスト
- 無料
- 黒板テンプレート数
- 5,000対応
- 電子納品対応
- ◯
- NETIS登録
- ◯
- Android
『上出来BEST8 写真管理』と連動して、現場写真の撮影作業を効率化。データ連動の方法は、Google Drive経由の「クラウド連携」と、PCとデバイスを直接接続できる「USB連動(MTP接続)」の二種類から選択可能。
- 対応OS
- Android4.2以降
- 導入コスト
- 240,000円※
- 黒板テンプレート数
- 21
- 電子納品対応
- ◯
- NETIS登録
- ×
- iOS
- Android
写真管理ソフト「PhotoManager」(Windows PC用)のスマートフォン向けアプリ。オンラインストレージと「PhotoManager」(フリー版あり)を併せて利用することで、クラウドへの写真自動取り込みや自動整理、工事情報の連携をサポートする。
- 対応OS
- iOS 9以降
Android 7.0以降 - 導入コスト
- 無料
- 黒板テンプレート数
- 10
- 電子納品対応
- ◯
- NETIS登録
- ◯