クラウド連携を強化した工事写真台帳ソフト
蔵衛門御用達
2021

『蔵衛門御用達2021 Standard / Professional』は、一般建築や小規模現場の工事写真管理ソフトです。デジカメと電子小黒板、両方の写真を工事写真台帳にまとめて管理できます。

写真管理と電子納品のスムーズな
連携を実現
『蔵衛門御用達』は、20年の販売実績をもつ、工事写真を活用するための本格的「工事写真管理」ソフトです。ガイドに従い写真と情報を登録するだけで手めくり感覚の工事写真台帳を作成することができ、編集や仕分け作業の操作も直感的に行えます。もちろん、最新の各要領(案)、各基準(案)に対応しています。
工種・撮影場所別に
台帳を自動作成
デジカメで撮影した大量の写真は、まずパソコンに取り込み、フォルダごとに整理する必要がありました。『蔵衛門御用達』では、蔵衛門Padで撮影した写真を自動で振り分けられる※1ので、写真整理をする必要はありません。工種や工事場所など黒板の第二項目ごとに自動に振り分けた台帳が作成されます。

黒板の工事情報は
台帳へ自動挿入
黒板で入力した文字情報は、写真の横にレイアウトされ、自動で台帳に挿入されます。黒板の情報がそのまま流し込まれるため、写真に写された文字の確認や文字を打ち込む必要はありません。さらに、打ち間違いなどの人的要因によるリスクを極小化します。また、文字情報は写真と連携しているため、写真と文字を同時に並び替えすることも可能です。

直感的な手めくりアルバムと本棚
『蔵衛門御用達』の「本棚」は、現場事務所にある戸棚のように工事写真台帳を並べて保管できます。工事写真や参考図をまとめた「アルバム」は銀塩写真を紙の台紙に貼付していたのと同じ感覚で工事写真を整理することができます。この「アルバム」を見たままの状態でプリントアウトし、検査や納品に利用可能です。


オーダーメイド台帳で
発注者へアピール
『蔵衛門御用達2021 Professional』だけの特別機能「台帳オーダーメイドサービス」。写真の位置やサイズ、キャプション欄の表組み化など、台帳を現場独自の仕様にカスタマイズ可能。作業をさらにスムーズにします。見やすく統一されたこだわりの台帳で、発注者からの高い評価も得られます。







NEW 施工状況が伝わる
『電子マーカー』
『蔵衛門Pad』は工事写真に電子マグネットや補助線を描画し、画像改ざんにあたらないよう別レイヤーとして保存する『電子マーカー』機能を搭載。『電子マーカー』を利用することで、配筋検査において鉄筋本数や鉄筋ピッチをわかりやすくするために必要なマグネット等を貼り付け、回収する手間がなくなります。

NEW 電子マーカーの表示を
オン/オフ切替え
『蔵衛門御用達2021』シリーズは『電子マーカー』に対応。『電子マーカー』付き工事写真を取り込むと、工事台帳で表示のオン/オフを切り替えて見ることができます。何も描画されていない状態と、電子マグネットや補助線付きの状態の両方を確認でき、より施工状況のわかりやすい工事台帳を作成することが可能です。
NEW 全写真の信憑性
チェックリスト
『蔵衛門Pad』などの電子小黒板を使う際に、信憑性を証明する書類の提出を求められる場合があります。『蔵衛門御用達2021』ではワンクリックで全写真の信憑性チェックリストを作成、提出が可能。安心して電子小黒板を導入できます。


豊富なパターンを
揃えた印刷機能
納品に活用できる「工事写真台帳印刷」では、プリンタの種類によって印刷できなかった「アルバムレイアウトで見開き印刷」や、「写真や文章欄の枠印刷」、印刷時のみレイアウトを変更する「レイアウトを指定して印刷」など、手間をかけずにいろいろな印刷パターンを実現できます。

NEW 工事報告書の
表紙印刷が可能
工事写真報告書の表紙を印刷できます。表紙には、工事名や工事番号、工期、発注者名などを反映。さらに、会社のロゴマークを挿入した、オリジナルの表紙を作成できます。標準的なレイアウトの他に、山形県や福島県など、発注者指定のレイアウトもご利用いただけます。


クラウドで本棚を
そのまま引き継げる
台帳の色やレイアウト、フォント、BOXの数など、こだわって作った本棚の設定がそのままバックアップできます。デジカメで写真データのみをバックアップしている場合は、データを消失した際にイチから台帳を作り直す必要があります。ですが、『安心クラウドバックアップ』は本棚や台帳の設定も含めて、工事のデータをすべてバックアップするので、そのまま本棚を復元でき、台帳を作り直す必要はありません。


NEW 『クラウド写真台帳』を
共有できる
クラウドに保管した写真台帳を専用のWEBページから閲覧できます。また、WEBページはメールで共有することが可能。『蔵衛門御用達』で編集、アップロードする度に、クラウド写真台帳も更新。発注者のような随時状況確認を求めている関係者へ展開することで、報告業務がスムーズに完了します。


JV間など複数台の
PCでデータ共有
『蔵衛門御用達2021 Professional』では、LANケーブルで接続されている複数のパソコンから、同じ本棚(工事データ)に同時にアクセスし、台帳を閲覧・編集することができます。建設工事共同企業体(JV)間で本棚を共有することにより、情報共有の円滑化が進み、データの受け渡しなどの煩雑さから解放され、作業効率が向上します。


公式NASサーバー
蔵衛門ドライブ2
複数ユーザーの同時アクセス可能、2TBの大容量で大量の工事写真を確実に管理。もっとも信頼できる蔵衛門のNASサーバーが、パワーアップして再登場しました。その名も『蔵衛門ドライブ2』。公式ならではのサポート体制で、IT担当者がいなくても工事写真の管理・共有を可能に。24時間365日、データ管理に安心を提供します。


幅広い電子納品データの
入出力に対応
「農林水産省 設計業務等の電子納品要領(案) 機械設備工事編 平成26年3月」や、「首都高速道路株式会社 電子納品等運用ガイドライン平成23年3月」など、幅広い最新の要領/基準に対応。ガイドを利用しながら操作を行うので詳細な設定値やXMLの知識を有していなくても、各種要領/基準に準拠した電子納品データの出力が可能。


電子納品入出力に
対応している要領/基準
『蔵衛門御用達』は国土交通省「土木設計業務等の電子納品要領(案)」をはじめ、最新の基準(案)など幅広い基準に準拠した電子納品データの入出力や、デジタル工事写真データを効率的に管理する新機能などが搭載されています。最新版の『蔵衛門御用達』では、下記要領に対応した電子納品データを入出力できます。
監督 官庁 |
正式名 | 対応 年度 |
---|---|---|
国土 交通省 |
工事完成図書の電子納品等要領 NEW | H22.9/ H28.3/ H31.3/ R2.3 |
工事完成図書の電子納品等要領 電気通信設備編 | H22.9/ H28.3/ H31.3 |
|
工事完成図書の電子納品等要領(案)機械設備工事編 | H24.12 | |
工事完成図書の電子納品等要領 機械設備工事編 | H28.3/ H31.3 |
|
土木設計業務等の電子納品要領(案) | H20.5 | |
土木設計業務等の電子納品要領 NEW | H28.3/ H31.3/ R2.3 |
|
土木設計業務等の電子納品要領 電気通信設備編 | H22.9/ H28.3/ H31.3 |
|
土木設計業務等の電子納品要領(案) 機械設備工事編 | H24.12 | |
土木設計業務等の電子納品要領 機械設備工事編 | H28.3/ H31.3 |
|
デジタル写真管理情報基準 NEW | H22.9/ H28.3/ R2.3 |
|
営繕工事写真撮影要領 | H31 | |
農林 水産省 |
工事完成図書の電子納品要領(案) | H17.4/ H23.3 |
工事完成図書の電子納品要領(案)電気通信設備編 | H17.4 | |
工事完成図書の電子納品要領(案)機械設備工事編 | H19.4 | |
電子化写真データの作成要領(案) | H17.4/ H23.3 |
|
設計業務等の電子納品要領(案) | H17.4/ H23.3 |
|
設計業務等の電子納品要領(案)電気通信設備編 | H17.4/ H25.3 |
|
設計業務等の電子納品要領(案)機械設備工事編 | H19.4/ H26.3 |
|
|
工事記録写真等撮影要領(工事編) | H24.7/ H28.7/ H29.7 |
|
電子納品等運用ガイドライン
|
H23.3 |
民間 工事 |
一般土木工事 | - |
一般建築工事 | - |
出来形管理図表も簡単作成・管理
工事写真台帳と併せて、出来形管理図表も作成・管理できる機能を『蔵衛門御用達2021 Professional』に搭載!工事写真台帳と同様に本棚で管理できる他、設計値や規格値、社内規格値、実測値も好みの色でカスタマイズ可能。発注者へ向けたアピール力の高い出来形管理図表を簡単に作成できます。
※『蔵衛門出来形管理』はProfessional版の限定機能です。Standard版ではご利用いただけません。

動作環境
本製品をインストールするには、次の環境が必要です。なお、自作機(ショップブランド機を含む)、メーカーが保証していないWindowsOSへ載せ替えたパソコン、Windows10 / Windows8.1以外の64bit版WindowsOS、及びWindows Server、Windows RTでの利用は動作保証外となります。
OS | Windows10 / Windows8.1 |
---|---|
CPU | Core i3以上推奨 |
メモリ | 4GB以上推奨 |
ディスプレイ | 1024x768以上の解像度 |
HDD | 空き容量1GB以上推奨 |
ブラウザ | Internet Explorer 11、Microsoft Edge |
Excel | Microsoft Excel (2013、2016、2019、office365) ※インストールされていない場合は、一部機能がご利用いただけません |
プリンタ | カラープリンタ推奨 |
CD-R | CD-Rに書き込みを行うためにはCD-RドライブおよびCDライティングソフトウェアが必要です(Windows OS標準の書き込み機能は適しません) |
- ※自作機(ショップブランド機を含む)は動作保証外です。
- ※メーカーが保証していないWindowsOSへ載せ替えたパソコンは動作保証外です。
- ※Windows Server、及びWindows RT、Windows10 S、Windows10 Enterprise(LTSB/LTSC)での利用は動作保証外です。
- ※OSの利用する機能や常駐するアプリケーション(ウィルス対策ソフト等)によっては、推奨以上のスペックが必要な場合があります。
- ※製品のライセンス認証およびアップデートをするには、インターネットに接続出来る環境が必要です。
- ※本棚の共有を行う場合、蔵衛門ドライブを除くWindows以外の共有接続(LANに直接接続可能なディスク装置などの利用も含む)は動作保証致しかねます。
- ※ご利用の環境によって、共有設定が異なります。Windowsの設定についてはお客様にて対応をお願いします。
- ※インストール可能なパソコンは、1ライセンスにつき1台となります。
- ※VirtualPC等仮想パソコン環境へインストールを行うことはできません。
- ※Windows10のタブレットモードではご利用いただけません。
- ※ストアアプリ版Officeの動作保障はしておりません。デスクトップ版(クイック実行版)を再イントールしてお使いください。
- ※Excel2019・office365は、OSおよびExcelいずれも32bit版である場合、連携の動作が遅く現在検証中のため動作保証外です。
- ※出来形管理機能の使用には.NETFramework4.7.2がインストールされている必要があります。パソコンから故意に.NETFrameworkをアンインストールしている場合は、再度.NETFrameworkのインストールが必要です。

