工事写真レイヤ化を活用しよう!
国交省がSVGを認可
一般社団法人 施工管理ソフトウェア産業協会(J-COMSIA)が認定、推進する規格に「蔵衛門」が合格。公共工事でも電子マーカーが使えます!
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『ルクレ☆オンライン』を開く一般社団法人 施工管理ソフトウェア産業協会(J-COMSIA)が認定、推進する規格に「蔵衛門」が合格。公共工事でも電子マーカーが使えます!
工事写真レイヤ化は、一般社団法人 施工管理ソフトウェア産業協会(J-COMSIA)が認定、推進する規格です。
J-COMSIAは、建設分野の情報通信技術を推進する新たな産業団体として令和2年12月21日に設立。国土交通省が提唱する建設DX、i-ConstructionやBIM/CIM及び内閣府が提唱するSociety5.0などの建設現場の生産性革命を施工管理ソフトウェアの側面より推進しています。
J-COMSIA認定「工事写真レイヤ化」アプリはすべて、以下の要素を満たしています。
なお、デジタル工事写真の信憑性確認(改ざん検知機能)検定とは「電子政府における調達のために参照すべき暗号のリスト(CRYPTREC 暗号リスト)」の電子政府推奨暗号リストに掲載されている技術「信憑性確認機能(改ざん検知機能:ハッシュ値(SHA-256))」を検証するものです。
「工事写真レイヤ化適合証」ダウンロードはこちら 工事写真レイヤ化について(J-COMSIAサイト)工事写真レイヤ化は今後、標準規格として広がっていくのでしょうか?
一般社団法人 施工管理ソフトウェア産業協会(J-COMSIA)が認定、推進する規格です。今後は公共工事にも広く使われると予想されており、「デジタル写真管理情報基準」も改定されています。
国土交通省「デジタル写真管理情報基準」が2023年3月に改定されました。主な改訂部分は、(電子納品時の)工事写真の記録ファイル形式。従来の「JPEGもしくはTIFF」から「JPEG、TIFFや“SVG形式等”」となり、正式にSVG形式が認可されました。建設DXをさらに進化させる「工事写真レイヤ化」に対応したファイル形式です。
そもそも「工事写真レイヤ化」って、何?
役割の異なる3つのレイヤ(情報層)を持つ、新しい工事写真フォーマット.SVGのことです。
工事写真をフイルムで撮影していた時代を「工事写真1.0」、そしてデジタルカメラで撮影することで生産効率を向上させた時代を「工事写真2.0」とすると、スマホ用の工事写真アプリや専用タブレットを使用する現在は「工事写真3.0」の時代。そして、その中心となる技術が「工事写真レイヤ化」なのです。
工事写真が進化する大きな節目なんですね。
そうです!では、その特徴を見てみましょう!
写真レイヤとその他の情報を別レイヤとして管理。写真には一切手を加えないので「改ざん」にならない。
マグネットや寸法線などを電子情報で記入。持ち歩く荷物が増えず、セットアップの時間や手間も不要。
「注釈」「電子小黒板」「写真」の各レイヤを切り替えることで、目的ごとに必要な情報が見やすくなる。
今回改訂された「デジタル写真管理情報基準」で規定された3つのレイヤは「注釈レイヤ+電子小黒板レイヤ+写真レイヤ」を指します。
工事写真の要素が、役割の異なる3つのレイヤに分けて記録されるんですね。
その通り! だから、工事写真レイヤ化は「これからの業界スタンダードになる規格」と言われています。
その効果をもっと詳しく教えて!
黒板の文字を書き換えて設置して、マグネットや定規も置いて……。そんな作業の時間も、荷物も不要。撮影のための時間を短縮でき、移動も軽快になります。
配筋を数えるためのマーカーも電子化。個数を瞬時に計算してくれるので、置いたマグネットを人力で数える手間が不要に。しかも、圧倒的に正確です。
従来は施工個所は同じでも、指示・確認のための写真と納品用の工事写真を別々に撮っていました。
一方、レイヤ化された工事写真では指示や確認のための情報は注釈レイヤが、台帳作成に必要な情報は電子小黒板レイヤが受け持つので、1回の撮影でどちらにも利用できます。つまり写真の点数(ファイル数)が少なくて済み、管理がラクになるのです。
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