変わる工事写真
令和5年「デジタル写真管理情報基準」改定

デジタル写真管理情報基準でSVGファイル形式を国土交通省が認定!工事写真3.0本格始動 デジタル写真管理情報基準でSVGファイル形式を国土交通省が認定!工事写真3.0本格始動

「デジタル写真管理情報基準」
改定の目的

国土交通省「デジタル写真管理情報基準」が2023年3月に改定され、同年4月1日以降に契約を締結する工事・業務に適用されます。この改定により、写真ファイルの記録形式に工事写真のレイヤ(階層)化に対応したSVG形式が明記された。今回の改定によって、電子納品向け工事写真においてSVG形式が活用可能であることが明確になりました。

旧:令和2年3月

・写真ファイルの記録形式は日本産業規格(JIS)に示されるJPEGやTIFF形式等とし、撮影モードによる圧縮比がある場合は、「標準(BASIC、約1/16 圧縮)」とする。動画のファイル形式については、監督職員の承諾を得た上で使用する。

新:令和5年3月

・写真ファイルの記録形式は日本産業規格(JIS)に示されるJPEG、TIFFやSVG形式等とし、撮影モードによる圧縮比がある場合は、「標準(BASIC、約1/16 圧縮)」とする。動画のファイル形式については、監督職員の承諾を得た上で使用する。
・動画ファイルの記録形式は日本産業規格(JIS)に示されるMP4形式等とする。

新たに「デジタル写真管理情報基準」に
明記された工事写真SVGファイル形式とは?

建設現場では聞き慣れないSVGファイル形式。Webデザインなどで使用されるベクタ形式の画像ファイルで、JIS X4197:2012「可変ベクタグラフィクス SVG Tiny1.2」として規定される汎用フォーマットです。レイヤ(階層)化に対応したSVGファイル形式は、画像の上に電子マーカーや注釈を付与でき、一つのファイルでレイヤ化した表現が可能となります。

JPEG
JPEGの画像 JPEGの画像

写真と電子小黒板が一つの層に
まとまった形式で記録される画像

SVG
SVGの画像 SVGの画像

写真・電子小黒板・注釈が異なる階層に
分かれて記録される画像

建設DXを推進する
工事写真3.0

工事写真をフイルムで撮影していた時代を「工事写真1.0」、そしてデジタルカメラで撮影することで生産効率を向上させた時代を「工事写真2.0」とすると、スマホ用の工事写真アプリや専用タブレットを使用する現在は「工事写真3.0」の時代。SVGファイル形式は、J-COMSIAが定義する工事写真3.0の標準規格「工事写真レイヤ化」に対応した新しいファイル形式なのです。

工事写真3.0とは? 工事写真3.0とは?

工事写真レイヤ化
(SVGファイル形式)で
変わる現場撮影

従来は、アナログ作業によって時間のかかっていた情報共有も、SVGの導入で加速します。物理的な鉄筋マーカーやマグネットを設置することが必須だった配筋検査写真は、そもそもの撮影前準備にも時間がかかっていました。SVGで撮影・保存された写真データであれば、撮影後に電子化されたマーカーなどの注釈を記入することができ、撮影時間の短縮が実現するだけでなく、すぐに関係者に共有ができます。また、SVGで保存された写真には、工事の状況や注意点などを書き込むことができ、クラウドを介して離れた場所にいる関係者へリアルタイムで指示や確認ができるようになります。
このように、工事写真に「データ」を付与して現場の情報共有を促進します。

撮影の準備と片付けがラク

配筋の目印となる磁石がSVGで電子化されます

撮影の準備と片付けがラク 撮影の準備と片付けがラク

写真に直接文字や矢印が描ける

プリントして書いた指示がSVGで電子化されます

写真に直接文字や矢印が描ける 写真に直接文字や矢印が描ける

工事写真レイヤ化
(SVGファイル形式)
導入事例

株式会社元浜組

配筋検査写真の撮影時間が 1/10に削減!

配筋検査写真の撮影時間が 1/10に削減!

元浜組では、工事写真をiPad+『蔵衛門クラウド』で撮影しています。今回撮影するのは、配筋検査の写真です。現場に到着した監督は、必要な配筋部分を撮影。事務所に戻り、写真レイヤの上の注釈レイヤに電子マーカーを置いていきます。iPadの画面で配筋をタップしていくだけなので、簡単で効率的。実際のマグネットと異なり、設置や回収の手間も時間も不要です。

以前は現場でマグネットを貼ったり色分けしたりしていたとのこと。しかし、それでは撮影や設置のすべてを一人で行うのは難しく、二人がかりにならざるを得ませんでした。一方、電子マーカーなら一人でも作業でき、作業効率が圧倒的に向上したといいます。おかげで、撮影に必要な時間は、なんと従来の十分の一に!

あとはPC用ソフト『蔵衛門御用達DX』にそれらの写真を取り込んで、台帳を自動作成。写真に電子マーカーを重ねて表示した状態で台帳化できるので、見やすさも向上したとのことでした。

配筋検査写真の撮影時間が 1/10に削減!

株式会社ヤマウラ

是正指示のタイムラグを解消、 工数も削減!

是正指示のタイムラグを解消、 工数も削減!

ヤマウラ様では、工事写真をiPadと『蔵衛門クラウド』で撮影しています。記録写真だけではなく、安全巡視時の是正指示や、打設の手順と注意事項を説明するための写真を撮影、具体的な指示を写真に直接記載しています。

手元のiPadで写真撮影後ペンでそのまま指示内容を記入。その写真は『蔵衛門クラウド』に保存され、工事のメンバー全員がリアルタイムに確認することができます。

以前はiPadのカメラで撮影後、その写真をスクリーンショットで保存。マーカーを起動し指示内容を記入してメールにて連絡していました。是正指示者はメール送信後の対応状況が見えず、本人に聞き取りもしくはメール返信での確認を行っていたため、タイムラグが生じまた両者の手間がかかることに課題を感じていました。

『蔵衛門クラウド』を導入し、撮影した写真に対しその場で電子マーカーで指示を記入。クラウド上に保存され工事関係者全員がリアルタイムに閲覧できるようになりました。更に「トーク」機能を使い、ボタン一つで指示先の本人へ写真とメッセージを送付。相手の反応も見えるため確認作業が不要に。電子マーカーとトーク機能で品質管理が向上したとのことでした。

是正指示のタイムラグを解消、 工数も削減!

白石建設株式会社

遠隔地から安全確認指示!

遠隔地から安全確認指示!

白石建設株式会社様では、工事写真をiPadと『蔵衛門クラウド』で撮影しています。
本社の技術部に安全確認を依頼する際、これまで実際に目視で確認しなくてはならない箇所を写真と電子マーカーを使い状況を細かく説明。
この写真を『蔵衛門クラウド』を使って共有し、技術部から更に電子マーカーで追記してフィードバックしています。

これまではこの状況を確認するために、技術部は本社から現場まで出向き直接目で確認する必要がありました。そのためほかの工程に影響が出たり、工事が遅延する可能性もあったなか、電子マーカーの導入で移動の必要がゼロに!大幅な時間短縮につながりました。
安全管理や品質確認は工事の基本部分なので、確認と指示、対策が早急に完結する意義は非常に大きいとのことでした。

遠隔地から安全確認指示!

デジタル写真管理情報基準の
「SVGファイル形式」対応製品

「令和5年デジタル写真管理情報基準」において、電子納品で提出可能な工事写真は、J-COMSIA認定の「工事写真レイヤ化」アプリで撮影された写真である必要があります。『蔵衛門』は全製品「工事写真レイヤ化」アプリ認定に合格。認定に合格すると適合証が発行され、発注者へ電子納品できます。対応製品の詳細は下記リンクよりご確認ください。

『蔵衛門カメラ』

蔵衛門Pad

蔵衛門御用達

NETIS
J-COMSIA信憑性確認
i-Construction
Pマーク
IMSM

株式会社ルクレは、建設業界のDX化を支援します。

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