クラウドも電子小黒板も使える!




プレミアムは『ルクレ☆オンライン』でご購入いただけます。
『ルクレ☆オンライン』を開く今年も梅雨が明けて、厳しい猛暑がやってきました。日中の温度は35度を越え、地表は40度〜50度まで上ります。健康面から猛暑の中の作業は避けるべきですが、どうしても写真を撮らないといけない状況だってあります。そんな時に頼れるのが、耐熱仕様の『蔵衛門Pad Tough』です。一般のタブレットと比べて、暑さの中でも動作するように設計されています。この特集では、60度までの動作を可能にする根拠を説明します。
耐熱仕様である『蔵衛門Pad Tough』の動作可能温度は、マイナス20度〜60度です。これを可能している理由として本体に搭載されている全ての部品が広域温度範囲に対応していることです。さらに熱伝導率も考慮に入れた設計で、CPUの熱が本体内部にたまらず、外部へ放出されるように部品を配置、熱拡散板(ヒートスプレッダ)の半導体パッケージ表面への取り付け方、各パーツの接着材料となる熱界面材料(TIM)などを厳選して本体搭載を組上げております。
放熱を効率的に行うことで『蔵衛門Pad Tough』は、高温の中でも安定して動作します。工場で生産された本体は、国内の検証センターで高低温サイクル、加速度試験などの実験により、安定性と信頼性を確認しております。試験に合格した端末は、マイナス20度〜60度までの動作を実現します。iPad や Android の通常タブレットと比較すると耐熱の差は歴然。『蔵衛門Pad』シリーズと比べて熱に強いのが『蔵衛門Pad Tough』です。
今回、くらえもん☆オンラインのスタッフが『蔵衛門Pad Tough』の検証センターへ訪問して、耐熱テストの様子を動画に記録しました。テストに使用しているのが、恒温器(インキュベーター)という装置です。インキュベーターを使用することで長時間にわたり一定の温度で保つことができます。この中に『蔵衛門Pad Tough』を設置して5日間高温の中で動作検証を実現します。テストでチェックするポイントは以下の3つです。
耐熱テストは、外気の最高温度である50度を想定して、その中で検証用アプリを起動した状態で5日間連続稼働させます。検証担当は、テストの合間合間に装置内の温度と端末内部の温度を確認します。
端末の液晶に細いワイヤーがついています。これは、液晶の表面温度を測るためです。長時間、高温の中でテストするための、設定温度である50度が保たれているかを確認しています。
端末内部は、CPUの熱により外気よりさらに温度が上昇しています。CPUやメモリーなどの温度を測り、理論上限界温度である85度以内であることを確認しています。85度以内でも5日間動作すれば、テストは合格です。
ご覧いただいたように、『蔵衛門Pad Tough』は厳しい耐熱テストをクリアした高堅牢タブレットです。本体表面よりも内部が高温であるため、放熱設計と専用部品であることが重要です。『蔵衛門Pad Tough』は、これらを搭載することで、真夏でも安心して使うことができる端末です。ですが、タブレットが耐熱でも人は違います。健康と安全上、高温の中での作業は危険です。くれぐれも慎重に行動するよう、ご注意ください。
【ご注意】
晴天日の場合、外気が35度でも直射日光によって端末の表面温度が上昇して60度を越える可能性があります。端末の表面が60度を越える場合、内部は90度、100度近くまで上昇するため故障に繋がります。直射日光の下で長時間端末を持ち歩いたり、現場に置きっぱなしにしなようにご注意ください。