確実性を考えて長期の撮影に耐えられる『蔵衛門Pad Mini Tough』を選択
「電子黒板を導入する前は、木製黒板を30枚ぐらい用意していました」と、北原建設株式会社代表取締役の北原靖氏は語る。当時は、工事写真の撮影にデジカメを使っていた。
北原氏「工事写真の撮影では、職人の方々の作業の手を止めてしまうことも少なくありませんでした。そこで、工程や工種の欄に入る文字をマグネットシートで用意して、それらを貼り替えることで文字の書き換えを最小限に抑え、なるべく職人の方々を待たせないように工夫していました」
しかし、それでも準備と撮影、片付けに時間がかかり、職人の方々を待たせてしまうこともあった。北原氏は、それをとても歯がゆく感じたという。そんな中、令和3年度に受注した静岡県の団地の営繕工事が国土交通省が定める「デジタル工事写真の黒板情報電子化対象工事」であり、受注条件に「電子黒板の使用」があった。
マグネットで黒板作成の効率化をはかっていたが・・・
これを機に、北原建設は『蔵衛門Pad Mini Tough』を導入。電子黒板の活用を本格的に開始する。
北原氏は20年以上の『蔵衛門御用達』ユーザー。今回の工事を受注した時点で、最新の『蔵衛門』の導入を決めていたが、不安もあった。
電子黒板付き工事写真の撮影端末として『蔵衛門Pad Mini Tough』を導入した理由について、北原氏は次のように語る。
北原氏「今回は物件が10階建てのコンクリートだったので、衝撃や埃、雨に強いものをと考えて選定しました。防塵防水性能など幅広く丈夫さが求められる現場でしたが、工期中に故障することもなく、3台とも問題なく使えています。非常に安心感がありますね」