株式会社カワハラではこれまで、工事現場に木製黒板を持ち込み、工事用デジカメで撮影を行っていた。撮影した写真は事務所に持ち帰り、「蔵衛門 御用達(パッケージ版)」を使って手作業で写真台帳を作成。現場でのデジカメ撮影には大きな課題を抱えていた。
津山氏 「下水道工事や道路工事では、多い時だと現場に10枚近くの黒板を持ち込む必要があり、荷物が多くなる点が悩みでした。運ぶだけでも体力を消耗します。しかも、下水管のマンホール内は狭く暗いため、黒板の撮影自体が困難で、黒板を持つ作業員と2人がかりで撮影を行っていました。マンホール内では、特に降下・上昇中は両手で手すりを掴む必要があり、安全面のことも考慮しないといけません。黒板の設置位置もなかなか定まらず、撮影に多くの時間を要していました。」
2人がかりの
マンホール撮影が
"1人"で安全に完結!
「費用」「体力」両方の負担を
1/3 に削減!
株式会社カワハラ


頑丈スマホ『蔵衛門Pocket Tough』が現場を変革
1971年の創業以来、下水道の工事やメンテナンスを中心に事業展開を行ってきた株式会社カワハラ。これまで、現場での写真撮影や撮影後の写真管理に多くの時間と手間を要していた。こうした課題を解決するために、同社では実機を確認しながら検討を進め、頑丈スマホ『蔵衛門Pocket Tough』を活用した電子黒板とクラウド活用を導入。狭小・暗所での撮影環境を大きく改善し、写真管理業務の効率化と情報共有のスピード向上を実現した。

株式会社カワハラ
- 事業内容:
- 下水道工事、道路舗装工事など
- 設 立:
- 1971年6月
- 従業員数:
- 47名
- ウェブサイト:
- https://www.kk-kawahara.jp/
- 課題
- ・デジカメでは負担の大きかった狭小・暗所での下水道工事の写真撮影
- ・10枚近くにおよぶ木製黒板の持ち込み(複数の年度単価契約)
- ・撮影後の写真整理・台帳作成に要する手間と時間
- 対策
- ・電子黒板とクラウド活用による撮影・写真管理体制の見直し
- ・ショールームでの実機確認を経て、大光量ライト搭載の頑丈スマホを導入
- 効果
- ・狭小・暗所でもスムーズな撮影が可能に
- ・写真整理の自動化により、管理業務の大幅な省力化を実現

津山 幸一さん監理技術者・現場代理人
長谷川 裕生成さん
課題狭小・暗所での困難な撮影と
多くの手間と時間を要する写真管理業務


時間的にも体力的にも負担だった、木製黒板での2人がかりの撮影

アナログ運用が招いていたコストと業務負担
津山氏 「また、木製黒板には『令和7年』といった年号などをあらかじめ印字するため、年度が変わるごとにつくり直す必要がありました。1枚あたり5,000〜7,000円ほどかかるため、年間でおよそ30万円の費用となります。コスト面でも大きな負担になっていました」
写真管理業務では、整理にかかる手間と時間が課題となっていた。
長谷川氏 「1日あたりの撮影枚数は100〜200枚に上ります。写真データの整理は、現場終了後に行ったり、社内で待機しているスタッフが代行したりしていました。データ整理は一つひとつ手作業で行う必要があり、業務負担となっていました。」
また、黒板や工事用デジカメを現場に置き忘れたり、作業中に破損してしまったりすることもあったという。特に、デジカメのSDカードを紛失してしまうと、データ管理上の大きな問題にもつながる。
デジカメでの撮影や手作業による写真管理が、業務効率化を進めるうえでの大きなネックとなっていたことから、同社では電子黒板への移行を検討するようになった。
対策電子黒板とクラウド活用で実現した
現場に即した撮影・管理体制の見直し
同社では「御用達」を利用していた経緯もあり、電子黒板や写真管理を検討するにあたって、『蔵衛門Pad』シリーズに注目した。
ただし、電子黒板に対しては「本当に現場で使いこなせるのか」という不安もあり、導入のハードルは決して低くなかった。そこで同社は、実際の操作感や運用方法を確認するため、蔵衛門の青山ショールームを訪れることにした。

最適な運用・製品をその場で確認
現場で実際に操作を行うメンバーも青山ショールームに同行し、電子黒板やクラウドを活用した写真管理について、実機を使った説明を受けた。

西脇氏「電子黒板やクラウドでの写真整理など、とてもためになる説明を受けました。最初は本当に使いこなせるか不安でしたが、実機を操作しながら疑問をその場で解決できたことで、現場での実際の運用を具体的にイメージできました。」
津山氏 「検討の結果、下水道工事という環境に最適だと感じたのが『蔵衛門Pocket Tough』でした。コンパクトで扱いやすく、衝撃にも強い点に加え、暗所でも広範囲を明るく照らせるLEDライト「くらくらビーム」が決め手となりました。ショールームで実際に明るさを確認できたことも選定の後押しになり、『これなら現場で問題なく使える!』と確信しました」
こうしたショールームでの実機確認と現場メンバーによる操作体験を通じて、同社では『蔵衛門Pocket Tough』の導入を決定した。現場でのリアルな運用イメージを共有できたことで、電子黒板の導入もスムーズに進み、本格的な活用へと踏み出した。
効果撮影品質の向上と業務効率化を同時に実現


大光量ライト搭載の頑丈スマホで撮影がスムーズに
『蔵衛門Pocket Tough』は、期待通りの使い勝手の良さと快適さを現場にもたらしている。
高橋氏 「ポケットサイズで狭小なスペースでも使いやすく、これまでのように木製黒板の設置場所や撮影方法に悩む必要がないため、スムーズに撮影できています。黒板を持つための人手も不要になり、現場作業に専念できるようになりました。そうした点も大きな変化だと感じています。
置き忘れもなくなり、SDカードなどのデータ紛失も防げるようになりました。」

津山氏 「背面についているLEDライト「くらくらビーム」は想像以上の威力ですね!マンホールの奥までしっかりと照らしてくれます。さらに、従来のデジカメのフラッシュでは水蒸気が反射してしまい、うまく撮影できないことがありましたが、くらくらビームではその心配がありません。安定した撮影が可能になりました」

『蔵衛門クラウド』で現場・事務所どちらも効率化
長谷川氏 「現場として、助かっているポイントとして3点が挙げられます。
1点目は『リアルタイム共有』です。掘削中に想定外のガス管などが出てきた場合でも、撮影すればすぐに事務所のスタッフが状況確認でき、迅速に対応できます。
2点目は『荷物が減る』ことです。黒板はすべてクラウドで共有できるため、黒板を持ち歩く必要がなく、『蔵衛門Pocket Tough』をポケットに入れるだけで済みます。
3点目は『写真整理の自動化』です。撮った写真はクラウド上で自動で整理されるため、写真管理の手間は大幅に削減されました。事務所に戻ってからは整理された写真を確認するだけになり、作業時間は従来の約3分の1に短縮されました」

電話をかけなくても現場の進捗がわかるように
津山氏 「これまでは作業の進捗管理には事務所から現場に電話をかけて確認していました。ところが現在は、クラウドにアップされた写真を見れば、何がどこまで進んでいるのか一目瞭然。管理する側にとっても、現場のスタッフにとっても便利です」

現在、同社では『蔵衛門Pocket Tough』に加えて、『蔵衛門Pad Mini Tough』も導入し、体制の充実化を図っている。今後は、DXツールに不慣れな作業員にも『蔵衛門』に触れてもらい、社内へのさらなる浸透を進める考えだ。工事用デジカメも依然として残っているが、今後は順次『蔵衛門Pad』シリーズへの置き換えを推進し、業務全体の効率化につなげていく。
システム導入構成
・今回の事例に登場した現場は以下の製品を使用しております。

- 津山 幸一 さん
- 役割:現場代理人
- 蔵衛門プレミアム
- 蔵衛門クラウド
- 蔵衛門御用達DX
蔵衛門Pocket Tough

- 長谷川 裕生成さん
- 役割:現場代理人
- 蔵衛門プレミアム
- 蔵衛門クラウド
- 蔵衛門御用達DX
蔵衛門Pad Mini Tough

- 水野 力さん
- 役割:現場代理人
- 蔵衛門プレミアム
- 蔵衛門クラウド
- 蔵衛門御用達DX
蔵衛門Pocket Tough

- 高橋 伸長さん
- 役割:現場責任者
- 蔵衛門プレミアム
- 蔵衛門クラウド
蔵衛門Pocket Tough

- 西脇 諄輝さん
- 役割:現場責任者
- 蔵衛門プレミアム
- 蔵衛門クラウド
蔵衛門Pocket Tough
事例で登場した製品はこちら!
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