“使える”ツールへ
乗り換えて
見せかけのDXから脱却

業務時間が

30% 削減!

株式会社オープンハウス・アーキテクト

導入事例のアイキャッチ
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社内に確実に浸透するDX化を推進

木造建築から大規模マンションまで手がける総合建築業の株式会社オープンハウス・アーキテクトでは、DXツール導入にあたり試験導入を実施。その結果、圧倒的な高評価を得て『蔵衛門』の導入を決定した。直感的な操作性、優れた機能性、リーズナブルな料金体系が評価され、現場業務の効率化はもちろん、人材育成やDX推進にも大きく寄与している。

株式会社オープンハウス・アーキテクト

事業内容:
建設請負並びに設計・施工
設  立:
1991年3月
従業員数:
958人
課題
  • ・「2024年問題」対策で長時間労働の是正が急務
  • ・“多機能”DXツールが一部機能しか使われていない状況
  • ・現場によってITの活用レベルに格差がある
対策
  • ・試験導入で“使える”DXツールを比較検討
  • ・誰でもすぐに使えて効果を発揮できる『蔵衛門』に乗り換え
効果
  • ・リーズナブルな料金体系がDXツール浸透を後押し
  • ・DXツールの標準化によって人材の有効活用を促進
課長・工場長たちの写真
DX推進部 企画グループ 主任杉山舜さん瑞穂区新築工事 所長塩田順和さん瑞穂区新築工事 係長門脇潤一さん

課題DXツールを導入しても、現場に浸透せず
業務の効率化につながらない

従来のデジカメを使った写真管理の煩雑さを振り返る坂田氏

株式会社オープンハウス・アーキテクトは2024年問題への対応を契機にマンション事業における工事ツールの整備へ乗り出した。DX担当の杉山氏は、業務効率化の実現に向けて各現場の業務環境を調査。その結果、現場ごとでITの活⽤レベルに格差があり、統一された業務環境が構築されていない実態が明らかになった。

杉山氏「各現場では所長の裁量によりDXツールの選定・導入が行われており、業務環境は現場ごとにバラバラでした。事業部全体の業務効率化が求められる中、社内標準ツールの確立は急務であると考えました」

また、『多機能』を特徴とするDXツールを導入していた現場を調査したところ、実際には一部の機能しか活用されておらず、DXツールが十分に使いこなせていない状況が確認された。

従来のデジカメを使った写真管理の煩雑さを振り返る坂田氏
現場のDX使用状況が管理できていないイメージ
現場のDX使用状況が管理できていないイメージ

杉山氏「業務効率向上には、DXツールをただ導入するだけでは意味がなく、十分に活用できることが重要です。しかし、導入されていたDXツールはほとんどの現場で一部機能しか使われておらず、多機能がゆえに全現場で使いこなすにはハードルが高いものでした」

当時の状況を塩田氏は次のように振り返る。

塩田氏「多機能で様々な業務に使えるDXツールでしたが、事前準備に手間がかかり使い勝手が悪く、現場には一部の用途でしか浸透しませんでした。結局、多くの検査では黒板を持ち込み、手書きで記入した上で撮影し、事務所に戻ってから写真整理を行うという、従来と変わらない業務フローが続いていました」

同社には20代の現場所⻑も活躍しており、建設業界では異例の体制を構築している。従来の業界常識にとらわれず挑戦する姿勢は、同社の大きな強みである。DX推進部もまた、会社の未来を見据え、真の業務効率化を目指して取り組んだ。

杉山氏「費用対効果を意識しつつも、単にツールを導入するだけの“見せかけのDX”ではなく、現場が本当に楽になる方法を提案しようと考え、目的を整理して取り組みました。そして、複数のDXツールを試験導入し、もっとも効果的で導入意義のあるツールを導入することにしました」

対策試験導入を行い、現場から高い評価を獲得した
『蔵衛門』をDXツールに選定

試験導入に際しては、DXツール運用に理解のある3現場を選定し、それぞれの現場で従来ツールと『蔵衛門』、そしてもう一つのツールの3つのツールを併用し、導入効果を比較・評価した。試験期間はおよそ2カ月間で、特定の業務をタスクとして設定し、作業スピード、精度、使い勝手などの観点から検証を実施した。
試験導入開始時には、各DXツールのサプライヤーが何度も現場に足を運び、使い方や運用方法を丁寧に説明したが、『蔵衛門』に関してはオンラインで1度、基本操作を説明しただけだったという。

『蔵衛門』は直感的に操作できました。と語る塩田氏

塩田氏「『蔵衛門』は直感的に操作できました。他のDXツールとは異なり、誰でもすぐに使えるようになったため、余計な説明は不要でした。現場をマネジメントする立場としては大変助かりました」

杉山氏「現場のDX化を推進するには、現場担当者への『浸透』が不可欠です。そのためには、簡単な操作性が極めて重要です。その点、直感的な操作が可能な『蔵衛門』には、自然と期待が高まりました」

機能面でも、写真管理に特化した『蔵衛門』は他のDXツールと比べて大きな優位性を示した。

『蔵衛門』は直感的に操作できました。と語る塩田氏

門脇氏「撮影した写真を台帳にまとめる際、他のDXツールでは一度エクセルに出力し、エクセル上で写真を並び替える必要がありましたが、『蔵衛門』は台帳作成用ソフト『蔵衛門御用達』と連携しており、アプリ上ですべて完結します。電子黒板に必要情報を入力しておけば、自動で台帳が作成されます。事務所での写真整理にかける時間は半分以下となり、残業時間の削減につながりました」

自動で台帳が作成できるイメージ

試験導入の結果、現場からの評価は『蔵衛門』が圧倒的だった。

門脇氏「当初、試験期間は2カ月間を予定していましたが、『蔵衛門』は導入から現場適用までが迅速で、しかも業務効率が高かったため、約1カ月で試験は終了しました。一方、他のDXツールは導入自体に時間を要し、試験結果を出すまでに約2カ月かかりました。結果は文句なしで『蔵衛門』に決まりました」

試験導入において、『蔵衛門』は他のDXツールと比較して30%業務効率が高いことも確認された。

杉山氏「直感的な操作性や優れた機能性に加え、実際の作業時間においても『蔵衛門』の優位性は明確でした。DX推進部として、“使える”ツール『蔵衛門』を現場のDXツールとして導入する方針を固めました」


効果DXツールの標準化により、新人の早期戦力化を
実現し、人材の有効活用を図る

>写真や黒板の不備をリアルタイムで指摘できる図
>写真や黒板の不備をリアルタイムで指摘できる図

現在、 DX推進部では『蔵衛門』をDXツールとして推奨し、真の意味でのDX化を推進しているが、リーズナブルな料金体系もDXの浸透に大きく寄与しているという。

杉山氏「現場に関わる所長や所員、すべての現場監督がアカウントを保有し、情報を共有できなければ現場のDX化は進みません。以前のツールは『蔵衛門』の数倍の料金だったため、全現場監督へのアカウント配布には至りませんでした。『蔵衛門』は1アカウントあたりの料金がとてもリーズナブルなので、ありがたいですね」

現在は、関連する全現場監督がアカウントを保有し、写真や図面をリアルタイムに閲覧・共有することで、効率的な進捗確認を行っている。

蔵衛門Padと蔵衛門Pocket

同社では毎年70~80名の新卒が入社しており、2~3年目の若手を含めると全体の約20%を占めることになる。これらの人材を早期に戦力化することが経営課題の1つだ。

杉山氏「当社では人材の異動が多く、さまざまな現場を経験します。現場ごとに異なるDXツールを使用していては、ツール習熟に時間がかかり、戦力化が遅れます。『蔵衛門』に統一することで、人材の有効活用が促進されると期待しています」

簡単な操作性、優れた機能、そしてリーズナブルな料金体系。『蔵衛門』は“使えるDXツール”として同社のDX推進と業務効率化を力強く支えている。

蔵衛門Padと蔵衛門Pocket

ここが門脇氏のお気に入りポイント

門脇氏が特に評価する機能は『蔵衛門』の「本棚」だ。電子黒板を作成すれば、工種・階層・作業日など目的に応じて写真が自動的に仕分けされ、本棚に整理される。

門脇氏「電子黒板を作成する時点で台帳作成までを見据えると、撮った時点で整理が完了することになります。写真撮影後の整理作業を省略でき、大幅な時短につながっています。」

ボックス機能のイメージ

システム導入構成

・今回の事例に登場した現場は以下の製品を使用しております。

  • 杉山舜さん
    • 杉山舜さん
    • 役割:DX推進担当
    • 蔵衛門プレミアム
    • 蔵衛門クラウド
  • 塩田順和さん
    • 塩田順和さん
    • 役割:現場管理
    • 蔵衛門プレミアム
    • 蔵衛門クラウド
    • 蔵衛門御用達DX
  • 門脇潤一さん
    • 門脇潤一さん
    • 役割:現場監督
    • 蔵衛門プレミアム
    • 蔵衛門クラウド
    • 蔵衛門御用達DX
    プラスマーク

    蔵衛門カメラ

  • 清水葉月さん
    • 清水葉月さん
    • 役割:現場監督
    • 蔵衛門プレミアム
    • 蔵衛門クラウド
    • 蔵衛門御用達DX
    プラスマーク

    蔵衛門カメラ

事例で登場した製品はこちら!

蔵衛門プレミアム蔵衛門プレミアム
建設DXプラットフォームが無制限で使える
蔵衛門プレミアム

写真台帳ソフト『蔵衛門御用達』、電子黒板付きで撮影できるiOSアプリ『蔵衛門カメラ』、写真や図面がどこでも確認できるストレージなど『蔵衛門』の全機能が使い放題。利用人数に合わせたライセンスパックをお選びいただけます。

NETIS
J-COMSIA信憑性確認
i-Construction
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株式会社ルクレは、建設業界のDX化を支援します